2008.02.02 (Sat)

千雨×裕奈 『あの日の記憶』

こんばんは!
今日は2月2日ということで千雨の誕生日!
千雨おめでとう!
…ところで…「2」といえば私の中では裕奈なわけで…。
千雨×裕奈なSSを書いてしまいました。
でもどうしてもこの2人だと思いいたるとこがあって…。

なのでワンクッションおきます。
「ネギロワ」もしくは「NBR」という言葉をご存知の方で、抵抗ない方だけ続きからどうぞ。
おそらく賛否両論分かれる題材だと思うのでそこは自己判断でお願いします。

ちなみにこの記事、2月2日22時22分22秒にあげてます(あほすw)。

【More・・・】


「いい加減にしろ!」

怒声に裕奈はびくり、と身体を震わすと動きを止めた。

憔悴しきった裕奈を見て千雨は少し躊躇したあとに裕奈の両肩に手をやった。

「お前のせいじゃない。お前のせいなんかじゃ……。全部、この狂ったゲームのせいだ」

まるで自分に言い聞かすように千雨は言葉を絞り出す。

そう、2日前までは普通の生活を送っていた。なのに、なんだかわからない殺し合
いゲームに3-Aは巻き込まれた。
クラスは……31人いたはずが3分の1に減っていた。その中には―

「だって…だって!
アキラは私をかばって死んだ!
亜子は私の目の前で殺された!
まき絵は…まき、絵は……」

顔を少し巡らせれば視界にはいるだろう死体。
そちらとは逆へと裕奈は視線をずらした。
そのまま、自分の手を見つめる。

「みんなで帰る、って言いながら…私は1番の親友をこの手で……」

この手は確かに親友を撃ち抜いた。
綺麗なままの手も綺麗さ故に汚れて見えた。

がくん、と裕奈が地面にひざをつく。

「行って。どこか、遠くへ。こんな殺人鬼のことなんて気にしないでさ……」

「できるわけないだろ」

千雨は頑として譲らず、裕奈と目線を合わせるためにしゃがみ込んだ。
ぬかるんだ地面に膝をつくことで泥が跳ねたが全く意に介さない。

「一緒に行こう」

「……長谷川、あんた変わったね。前はもっと一匹狼みたいだったのに」
「変えたのは、お前たちだ」

「……」

「お前みたいなバカがいっぱいのクラスのことが、案外嫌いじゃない自分に気づいてな」

ふっと千雨は笑みをこぼす。
裕奈は千雨とは反対の自重の笑みを浮かべて右手を持ち上げた。

「そうやって信用するから、殺されちゃうんだよ?」

向けられる銃口。
しかし千雨は微動だにしない。

「ね?だから放っておいて」

―昔の私ならそうしてたかもしれないけどな―

千雨は銃口を見つめる。

「撃たれたら死ぬんだよ?」

―放っておけないさ。どうしようもないんだ。お節介だと思ってた他の奴らと同じくらい―

裕奈はすがるような目で千雨を見つめる。

「お願いだから」

―お節介な自分に、気づいちまったんだから―

千雨は自分の心を見つめる。

「行かない」

千雨は答えた。
裕奈はびくっとなった後うつむき―


どん


銃声が響いた。


静寂の後、裕奈は顔を上げる。
そこには揺るぎない光を瞳に宿した千雨がいた。

「お前は生きて、あいつらを弔ってやるんだ。罪は背負っていかなきゃいけないんだ」

千雨の腕からは血が流れている。

「あ……」

「一緒に行こう。私はもう誰も死んでほしくないし、罪を背負うのが辛ければ私も一緒に背負ってやる」

強い言葉と共に千雨は立ち上がった。その動作と同時に血が地面へと滴る。
千雨は裕奈に向かって手をさしのべた。

「立ち上がれ。まずはそれからだ」

裕奈は俯いて考え込んだ後、千雨の手を取った―


(fin.)

前述しましたがNBRは賛否両論分かれる題材だと思います。
書くのは2回目です。
短時間(30分/(^o^)\)で書いたので粗がある気がしますが、こんな感じで…!


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