2007.11.23 (Fri)

コラボSS『笑顔のチカラ』

みなさんいらっじぇー!
寒くなってきましたね。風邪を召されぬよう…お気をつけください!

さて…今回はSSと絵でコラボさせていただいたのでそれを載せたいと思います!
コラボしてくださったのはコガサワユウさん

SS→私(じぇっと)
絵→コガサワユウさん
になってます!

今のプロフ画像の裕奈をくださったのもコガサワユウさんです。かわいらしい絵柄にいつも癒されてますw
ネギまSNSというところに私も参加させていただいてるのですが、そこでコラボしよう、という話になりこのコラボが実現しました!
私のSSの方は以前のものなのですが、これを機に加筆修正しました!

続きからどうぞー!


注)このSSは21巻収録分の内容を含みます。内容的には189時間目のあと、どういった展開になるのか!?というコンセプトでいろんな組み合わせを書いたものです。
その点を踏まえた上で続きにお進みください><

ちなみに組み合わせは私の独断と偏見です(笑)
何回かやった中には友人の好きな組み合わせとかで書いたものもありますが(笑)他の組み合わせに関しては

その1(刹那、のどか)
その2(裕奈と明日菜)
その3(亜子とアキラ)
をご覧ください~(笑)
展開は一緒ですが、キャラによって違った感じにしてます。
恥ずかしながら即興に近い速さで仕上げたので粗が目立つやもですが^^;
ちなみにコラボしたこのSSは「その4」です。

えーと…前置きが長くなってしまいましたがそれでは、続きからどうぞ!

【More・・・】



少女が森の中に倒れていた。
意識はない。
ふと聞こえる自分の名前を呼ぶ声に眉根を寄せる。


「ま…さん」

―…ん…


「…きえ…ん」

―…んー…?


「まき絵さん!」
「うわぁっ!?」

ピンクの髪の毛の少女、まき絵が目を覚ます。
紫の長髪の少女はそれを見て安心したように一息もらした。


「あ、あれ? 夕映…?」
「はいです」

目の前には見知ったクラスメイト。
とりあえず安心した後にまき絵はあたりに目線をめぐらせた。
あたりは森、見渡す限り木だった。

「ここ、どこ…?
…他のみんなは…?」

「…」

無言でいる夕映に不安がつのる。

「え、ねぇ、何で黙るの」


「私たちは…分断された可能性があります」

「ぶんだん……」

「つまり……散り散りになった、ということです」
「そんな……」

「……」

まき絵が呆然とする。
そして思い出す、今までのことを…。
あのとき、何だかわからないままに戦いが始まって、それで…。
そして思い至る。

「ねぇ、夕映」
「…なんですか?」

「ネギくんたちがやってたアレ…CGじゃないよね」
「…!」

夕映は視線をさまよわせた。

一瞬の躊躇…。
吹っ切ったように夕映はまき絵の目を見つめ、

「いいですか、まき絵さん、落ち着いて聞いてください」

そう前置きをしてから、語りだした。







「…であるからして…
そして…
こちらの原理は…」

明日菜ともカモとも違うところは夕映の説明は理論的、原理的な説明も入るという点かもしれない。

「……はっ」

―しまった、また長々と…―

我に帰った夕映はおそるおそるまき絵の方を向く。
バカレンジャーの一角、かつある意味No.2のまき絵に対しこの説明は難しかったのではないか……?

「……? どうしたの、夕映? 続きは……?」

あまりにもケロンとしているまき絵に驚く。

「ま、まき絵さん、今の説明わかったですか…?」
「ぜーんぜんっ」
天真爛漫な笑顔で思いっきり言い放ったまき絵に対し夕映は頭を抱えた

「…でもね」

まき絵は言葉を継ぐ。

「夕映が真剣なのはわかった」

「はっ!?」

いきなりの話の展開に夕映は大きな声を出した。

「な、な……?」

「…さすが、バカレンジャーのリーダー!」

その言葉に夕映はずっこける。

「リーダーはリーダーでもバカレンジャーのリーダーって誉められると誉められた気がしませんっ」

「あはははは」
力一杯の夕映のツッコミとまき絵の笑い声が森の中に響いた。




そして……響いた声が消えた頃…。





がさっ




音がして2人はそちらを向いた。
現れたのは一羽のウサギ。

「かわいー!」
「…」

不用意に近づこうとするまき絵を夕映は無言で遮った。

「夕映…?」
「忘れたですか、まき絵さん。
ここは魔法世界です。

いくらかわいいウサギだからといって…」

目はウサギを見つめたまま夕映は言う。
ウサギは近づくのをやめ毛を逆立て始めた。



「…本性までかわいいものだとは、限りません」

そして見上げる。
自分より大きくなったウサギを。
いや、もはやウサギではないかもしれない。
牙は尖り、目には明確な殺意がこもっていた。

「本性を、表しましたね」
そうつぶやくと夕映はネギからもらった杖を握りしめた。

―夕映…―

まき絵は夕映の小さな背中に守られて動向を見守る。



「…!」
夕映は唱える、自分で決めた起動キーを…万感の思いを込めて。

火の玉はウサギへと向かい炸裂する。
ウサギは少しだけ苦しむとすぐにターゲットを夕映にして襲いかかってきた。

「…っ」
図書館探検部で鍛えた身のこなしでもって避けつつ夕映はまき絵に向かって叫ぶ。

「まき絵さん、なにしてるですか!
今のうちに逃げるです! 」

「…え」
「早く!」
その声に押されて森へ一歩踏み出すが二歩目は踏み出せない。

―だめだよ、夕映をおいて逃げるなんて…
でも、私なんかに何ができる…?
何が…―


そして思い出す自分の懐に忍ばせたリボンのことを…。


―私には…これがあった…!―

スティックを力強く握る。
振り返って、まき絵は夕映の元へ走り出した。




「くっ」
ウサギからの攻撃が激しく、最初の一撃以降、夕映は攻撃の糸口を見つけることができずにいた。

―せめて、一瞬の隙があれば…―

そう思っていると視界のはしからピンクの物体がのびてきてウサギの腕をとらえた。

「え!?」
慌てて物体ののびてきた方向を向く。

まき絵は黙ってピースサインを送ったあとウサギを指さした。

―まき絵さん……わかりました……!―

「…!」
起動キー、そして。


あたりを照らす、大きな火の玉…それがウサギを襲った。
ウサギは苦しみながら、それでも自らを攻撃した夕映へと向かう。

「…!」
迫り来る敵に対して夕映は魔力をありったけこめたために地面にへたり込んで動けなかった。

―だめか…!?―

目を閉じようとしたとき、視界をピンクが覆った。
まき絵が、夕映を背中でかばっていた。

「まき絵さ…!!」



どーん…!



夕映の言葉は途中何かが倒れる音で遮られた。

―まき絵さん…いやだ、死なないでください……!―

そう思いながら土煙が晴れるのを待つ。
夕映はその間、凍らされてしまったかのように、身動きが取れなかった。
土煙が晴れて見れたもの…そこに倒れていたのはピンク色の髪の少女、ではなく元の大きさへ戻ったウサギだった。



地面に呆然と座っているまき絵の元に行って、夕映はそのそばにへたり込んだ。

「…どうして逃げなかったですか」

「夕映をおいて逃げるなんてできないよ」

「…やっぱり、まき絵さんはばかです…」
「んな!? ひどいよ、夕映ー」

その言葉に夕映はふっと微笑む。

「まき絵さん」
「なぁに?」


「…ありがとうです」


「へ!?」

「な、なんです」
「い、いや…えと…」
びっくりした…」

その様子がおかしくて夕映が笑う。
つられてまき絵も笑った。

「とりあえずさ…腰抜けちゃった…手を貸してくれない?」

「いえ、案外しばらくはこのままでいいかもしれませんよ」
夕映は木々の間から降り注ぐ光を見て言う。

「これからどうするべきか、2人でちょっと考えてみましょう…」

きょとんとしたあと、まき絵は笑顔になって力いっぱいうなずく。
2人の間を優しく風が吹き抜けていった…。

20071123015806.png



(To be next stage...?)


こんな感じでコラボさせていただきました!
いただいた絵がすごく良くて…私のSS読み返してみたらちょっとこのままじゃ絵につり合わない!と思ってちょこちょこと加筆修正…きっと最初のものよりは読みやすく…な、なってるといいです><

それでは…コガサワユウさん、本当にありがとうございました!!



↓よかったら拍手お願いしますm(__)m↓




スポンサーサイト
10:33  |  ネギま! SS  |  トラックバック(1)

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://jetgogo.blog103.fc2.com/tb.php/76-63457ede

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

6月1日。のじぇっとさんのかいたSSのイメージでささやかながら絵をかかせていただきました。ゆえとまき絵という異色のw組み合わせ。それを違和感なくまとめちゃうじぇっとさんってすごいです。あるストーリーのイメージで絵をかくのってすごく難しいとおもった。こんな
2007/11/26(月) 01:11:40 | コガサワユウの絵画教室

▲PageTop

 | HOME |