2007.09.06 (Thu)
コラボSS 『きおく』
久しぶりにSS行きたいと思います…!!
今回のSSはトモさんに絵を見せていただいたところ、すごくお話が書きたくなって…!!
書いてみない?って言われた時に速攻でうなづきましたww
…あれ、日本語がおかしい…(笑)
というわけで…続きからどうぞ!
P.S.ネギまSNSの方へ
絵からSSを書く、というのはなし、としていましたが、今回はコミュ関係なく、なので見逃してくださると嬉しいです
ウチの背中には大きな傷がある
なんで傷があるのか、とか
いつごろついたのか、とか
全く覚えてないんやけど…
いつかそれがわかるときもくるんやろうか…―
『きおく』
「おはよう~」
いつものように朝教室にはいるとみんなが挨拶をしてくる
「おはようさん~」
笑みを作って、挨拶を返しつつ自分の席に向かうと運動部のみんなが近づいてきた
「今日の理科は理科室で実験だって」
アキラが教えてくれる
「そうなんや~」
「亜子、忘れ物とか多いから気をつけなよ~」
間髪いれずに裕奈がいたずらっぽい顔を向ける
「なん!
いつも忘れてるわけやないやん~」
あはは、とあたりを包む暖かい雰囲気もいつもの通りだった…このときまでは…
「あかん、忘れ物した」
教室を出てしばらくしてノートを忘れたことに気づいた
「え?」
「もう、さっき自分でいってたくせに~」
「やってもうたわ…
先行っててや!」
「ちょっと、亜子…!」
「…もう始まるまで時間ないのに…」
「しかたないよ、先行こう」
ウチは教室までの道を走り戻った
「はぁはぁ…」
ウチは教室のドアを勢いよく開けると自分の席に向かった
教室の中は誰もいなくて、暗い…
早く出たくて急いでかけていたカバンからノートを取り出す
「はよ出よ…」
しっかりと手にとって教室から出ようとしたときだった
暗い教室内にそそぐ光が妙に気になった
「…?」
その光源である窓に近づく
「…あれ、なんやろ…」
フッとなにかが頭をよぎる感覚がしてそのまま膝をついた
「…お…かしい…」
立ち上がることが出来ない
―頭をよぎるは背中に翼を生やして今と同じように膝をついている自分
その翼は片方しかなくて
なぜか自分は傷だらけで―
フラッシュバックする…
胸が苦しくなって記憶が蘇る―…

「…そうや…うちは…」
「和泉さん!!!!!」
突然呼ばれた自分の名前にはっと我に帰る
「あ…う…?」
声のしたほうをみるとクラスメイトの桜咲さんが立っていた
「和泉さん、大丈夫ですか?」
「え、あ…」
桜咲さんは心配そうな表情の中になぜか複雑そうな気持ちをのぞかせてウチの額に手をあてて視界を覆った
「目をつぶって、落ち着いて…大丈夫ですから…」
その行為の意味も言葉の意味もわからなかったけど、その手はひんやりとして気持ちよかった
「あ、あれ?桜咲さん?」
―どうして、桜咲さんがここに??
さっきまでウチ1人で忘れ物を取りに来たはず…―
「私も忘れ物がちょっとあって…」
―そう、しらなくてもいいこと…
それは
『まだ』しらなくてもいいのか
『ずっと』しらなくてもいいのか
わからないけど、それでもあなたは知らなくていいことだ
私だけがこの痛みを知っていればそれでいい―
桜咲さんは笑みを見せると自分の机に向かっていった
ウチは桜咲さんを待った後教室を一緒にあとにした
ウチは知る由もなかった
桜咲さんがどんなことを考えているかなんて…
(To be next...?)
というわけで…書かせていただきました!
トモさんありがとう!!
こんな素敵な絵にSSつけさせてもらって嬉しかったです><!
拙くて申し訳ないです…!!
説明足りない部分は妄想でお願いしま(ry)←なさけない(笑)
↓感想ありましたらお願いします!↓
今回のSSはトモさんに絵を見せていただいたところ、すごくお話が書きたくなって…!!
書いてみない?って言われた時に速攻でうなづきましたww
…あれ、日本語がおかしい…(笑)
というわけで…続きからどうぞ!
P.S.ネギまSNSの方へ
絵からSSを書く、というのはなし、としていましたが、今回はコミュ関係なく、なので見逃してくださると嬉しいです
【More・・・】
ウチの背中には大きな傷がある
なんで傷があるのか、とか
いつごろついたのか、とか
全く覚えてないんやけど…
いつかそれがわかるときもくるんやろうか…―
『きおく』
「おはよう~」
いつものように朝教室にはいるとみんなが挨拶をしてくる
「おはようさん~」
笑みを作って、挨拶を返しつつ自分の席に向かうと運動部のみんなが近づいてきた
「今日の理科は理科室で実験だって」
アキラが教えてくれる
「そうなんや~」
「亜子、忘れ物とか多いから気をつけなよ~」
間髪いれずに裕奈がいたずらっぽい顔を向ける
「なん!
いつも忘れてるわけやないやん~」
あはは、とあたりを包む暖かい雰囲気もいつもの通りだった…このときまでは…
「あかん、忘れ物した」
教室を出てしばらくしてノートを忘れたことに気づいた
「え?」
「もう、さっき自分でいってたくせに~」
「やってもうたわ…
先行っててや!」
「ちょっと、亜子…!」
「…もう始まるまで時間ないのに…」
「しかたないよ、先行こう」
ウチは教室までの道を走り戻った
「はぁはぁ…」
ウチは教室のドアを勢いよく開けると自分の席に向かった
教室の中は誰もいなくて、暗い…
早く出たくて急いでかけていたカバンからノートを取り出す
「はよ出よ…」
しっかりと手にとって教室から出ようとしたときだった
暗い教室内にそそぐ光が妙に気になった
「…?」
その光源である窓に近づく
「…あれ、なんやろ…」
フッとなにかが頭をよぎる感覚がしてそのまま膝をついた
「…お…かしい…」
立ち上がることが出来ない
―頭をよぎるは背中に翼を生やして今と同じように膝をついている自分
その翼は片方しかなくて
なぜか自分は傷だらけで―
フラッシュバックする…
胸が苦しくなって記憶が蘇る―…

「…そうや…うちは…」
「和泉さん!!!!!」
突然呼ばれた自分の名前にはっと我に帰る
「あ…う…?」
声のしたほうをみるとクラスメイトの桜咲さんが立っていた
「和泉さん、大丈夫ですか?」
「え、あ…」
桜咲さんは心配そうな表情の中になぜか複雑そうな気持ちをのぞかせてウチの額に手をあてて視界を覆った
「目をつぶって、落ち着いて…大丈夫ですから…」
その行為の意味も言葉の意味もわからなかったけど、その手はひんやりとして気持ちよかった
「あ、あれ?桜咲さん?」
―どうして、桜咲さんがここに??
さっきまでウチ1人で忘れ物を取りに来たはず…―
「私も忘れ物がちょっとあって…」
―そう、しらなくてもいいこと…
それは
『まだ』しらなくてもいいのか
『ずっと』しらなくてもいいのか
わからないけど、それでもあなたは知らなくていいことだ
私だけがこの痛みを知っていればそれでいい―
桜咲さんは笑みを見せると自分の机に向かっていった
ウチは桜咲さんを待った後教室を一緒にあとにした
ウチは知る由もなかった
桜咲さんがどんなことを考えているかなんて…
(To be next...?)
というわけで…書かせていただきました!
トモさんありがとう!!
こんな素敵な絵にSSつけさせてもらって嬉しかったです><!
拙くて申し訳ないです…!!
説明足りない部分は妄想でお願いしま(ry)←なさけない(笑)
↓感想ありましたらお願いします!↓
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2007/09/06(木) 21:58:51 | 楓の箱リロLive対戦日記
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