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2009.04.14 (Tue)

エーゲルSS『Yes or Yes?』

19日のSSは鋭意書いてますが、かなりツボにはまった言葉があったので、こちらのSSを眠い頭ながらざかざか書いてました。
ありがちな展開ですが/(^o^)\
続きからどうぞー!
【More・・・】




「ねえ、トゥルーデ。私のこと好き?」
「ぶはっ」

朝の清澄な空気の中、啜っていたコーヒーを吐き出させるような一言をやつは言い放った。
こいつはいつもこうだ。
おかげで噴きだしたコーヒーはマンガのような軌道を描いてやつの顔に直撃した。



『Yes or Yes?』



「な、何を言い出すんだお前は!」

声が思わず裏返ってしまった。

「うあっ…もー……何って別に。なんとなく」

なんとなく、で言ったのか、確信的なのか。
長年一緒にいるが時々こいつがわからなくなる。
この時もそんな瞬間だった。

妙に静かな食堂内の隊員の視線が自分に集中していることに今更ながら気付くと、私はこほん、と咳払いをして見せた。
すると全員が思い出したように動き出したが、私は知っている、私たちのやりとりを聞こうと耳はこちらに傾けられていることを。

「……こっちこい」
「えー?」

まんざらでもなさそうなこいつの声音に私は頭を抱えたくなった。
全部分かっていて楽しんでいるみたいだ、くそ。
とにかく手を取って引っ張って、背中にたくさんの興味の視線が刺さっていることを自覚しながら食堂を後にした。






私の部屋に着いた。
ベッドに腰を下ろすなり嬉しそうにやつはベッドを跳ねさせ
「それで? 何で部屋に来たの? 2人きりで何か話?」
なんて言うものだから、ハルトマンの頭を1つたたくと、頭からタオルをかぶせた。
やつの前に膝をつく。


「不本意だが、私のせいだからな。頭にかかったコーヒーをどうにかしてやろうと思ってな」
「えーそれだけー?」
「それ以外に何があるっ!」
「えー……」

不服そうに言うやつの頭をタオルでシェイクする。

「うああー」

変な声を上げているのが面白くて自然と笑みがこぼれた。
面白いから、もう少し振っていようか、そんなことを思っていたら

「もう、そんなに振らなくてもいいじゃんかー」

唐突に腕をとられた。

「……ねえ、さっきの話の続き」
「は?」

これまた唐突な話題転換にこちらがたじろぐ。

「私のこと、好き?」
「は」

さっきみたいに強制的に終わらせることだって私にはできたはずだ。
そうできなかったのは、タオルからのぞかせるやつの瞳が目を離せないほどの強さを持っていたから。
こんな私を、好きだと言ってくれる瞳。

「それは、その」
「言い方を変えようか」
声音から楽しんでいる響きを聴きとって少し安堵しながら次の言葉を待つ。

そしてやつはこう言うんだ。


「これからも一緒にいてくれる? Yes or Yes?」


にやり、不敵に笑うその顔の一方で、その手が震えていることを、私は知っている。
つないだ手から伝わるその震えを包み込んで、気持ちを伝える。

「言葉で」

むう、とほおを膨らませて言ったお前の言葉にぼっと顔に熱がこもる。
耳元にそっと囁くYesの代わりにそっと耳たぶを噛んだ。


(fin.)


眠い頭で書いたものだから、なんかいろいろ抜けてるw
とにかく最後の方のエーリカの言葉を言わせたいがために書きました(笑)。

とりあえず今日は寝て、19日分は明日頑張ります。
おやすみなさいー



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