少し前から、ストウィチことストライクウィッチーズを見始め、4話を見て、完全にゲルトさんに惚れました(笑)。
そしてストウィチ9話…見て、勢い余ってSS書きました。
…絶対ゲルトの真面目・不器用な性格なら、こういうやりとりあったと思うんです><
題名はなんとなく、スピッツの『夢じゃない』から。
特に歌の内容とあってるわけじゃないんですが…。。
9話のネタバレあるので、OKな方は続きからどうぞ!
勢い込んで病室にはいった私は、ドアのあたりでつまづいた。
「ここは病室ですよ」
という看護師の言葉に一言詫びを入れると、すぐに先日訪れたときに見たベッドの方に目をやろう、として俯いた。
―戦場では撃墜数250越えのこの私が、何たる様だ…―
足が震えて、一歩を踏み出すことが出来ない。
ひらひら、と後ろでハルトマンが私の目指す先に手を振っている気配がして、ゆるゆると目線をあげると、そこには上半身を起こしてこちらを見てほほえむ姿があった。
「クリ……」
―今すぐ駆け寄って、抱きしめたい―
だけど、と思い直す。
私はおまえを守れなかった。そんな私がおまえに触れる資格なんてあるんだろうか……。
考え込み、自然とうなだれた。
静寂が、病室を包む。
とん
背中に軽い衝撃。
思わずたたらを踏んで振り返ると、ハルトマンがにかっと笑顔を見せた。
―何やってんの、トゥルーデ―
目がそう言っていて、私はハルトマンをきりっとにらみつけた後、表情を崩した。
―ありがとう―
音に出さずに心で言うと、再び気を引き締め、きびすを返す。
そこには私たちのやりとりを見て笑い転げているクリス。
死んだように眠っていたあの子が、
「あはははっ」
声を上げて笑っている。
「ねぇ」
そして、
「お姉ちゃん」
私の名前を柔らかく呼んでくれる。
そんな単純で、でも愛おしい、狂おしいほど待ち望んだ瞬間に、
「泣いているの?」
「なっ……」
思わずこぼれたのは、
「……っ」
涙なんかじゃ、ない。
だって、私は…―
そうして私はこぼれる雫が見えないように、クリスを静かに抱きしめた―
(fin.)
ありがちかもしれないけど、ゲルトさんはこんな感じだといいな…なんて><
そしてストウィチ9話…見て、勢い余ってSS書きました。
…絶対ゲルトの真面目・不器用な性格なら、こういうやりとりあったと思うんです><
題名はなんとなく、スピッツの『夢じゃない』から。
特に歌の内容とあってるわけじゃないんですが…。。
9話のネタバレあるので、OKな方は続きからどうぞ!
勢い込んで病室にはいった私は、ドアのあたりでつまづいた。
「ここは病室ですよ」
という看護師の言葉に一言詫びを入れると、すぐに先日訪れたときに見たベッドの方に目をやろう、として俯いた。
―戦場では撃墜数250越えのこの私が、何たる様だ…―
足が震えて、一歩を踏み出すことが出来ない。
ひらひら、と後ろでハルトマンが私の目指す先に手を振っている気配がして、ゆるゆると目線をあげると、そこには上半身を起こしてこちらを見てほほえむ姿があった。
「クリ……」
―今すぐ駆け寄って、抱きしめたい―
だけど、と思い直す。
私はおまえを守れなかった。そんな私がおまえに触れる資格なんてあるんだろうか……。
考え込み、自然とうなだれた。
静寂が、病室を包む。
とん
背中に軽い衝撃。
思わずたたらを踏んで振り返ると、ハルトマンがにかっと笑顔を見せた。
―何やってんの、トゥルーデ―
目がそう言っていて、私はハルトマンをきりっとにらみつけた後、表情を崩した。
―ありがとう―
音に出さずに心で言うと、再び気を引き締め、きびすを返す。
そこには私たちのやりとりを見て笑い転げているクリス。
死んだように眠っていたあの子が、
「あはははっ」
声を上げて笑っている。
「ねぇ」
そして、
「お姉ちゃん」
私の名前を柔らかく呼んでくれる。
そんな単純で、でも愛おしい、狂おしいほど待ち望んだ瞬間に、
「泣いているの?」
「なっ……」
思わずこぼれたのは、
「……っ」
涙なんかじゃ、ない。
だって、私は…―
そうして私はこぼれる雫が見えないように、クリスを静かに抱きしめた―
(fin.)
ありがちかもしれないけど、ゲルトさんはこんな感じだといいな…なんて><


