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2008.09.02 (Tue)

ストウィチ・ゲルトSS 『夢じゃない』

少し前から、ストウィチことストライクウィッチーズを見始め、4話を見て、完全にゲルトさんに惚れました(笑)。
そしてストウィチ9話…見て、勢い余ってSS書きました。
…絶対ゲルトの真面目・不器用な性格なら、こういうやりとりあったと思うんです><

題名はなんとなく、スピッツの『夢じゃない』から。
特に歌の内容とあってるわけじゃないんですが…。。

9話のネタバレあるので、OKな方は続きからどうぞ!
【More・・・】


勢い込んで病室にはいった私は、ドアのあたりでつまづいた。

「ここは病室ですよ」

という看護師の言葉に一言詫びを入れると、すぐに先日訪れたときに見たベッドの方に目をやろう、として俯いた。

―戦場では撃墜数250越えのこの私が、何たる様だ…―

足が震えて、一歩を踏み出すことが出来ない。


ひらひら、と後ろでハルトマンが私の目指す先に手を振っている気配がして、ゆるゆると目線をあげると、そこには上半身を起こしてこちらを見てほほえむ姿があった。

「クリ……」

―今すぐ駆け寄って、抱きしめたい―

だけど、と思い直す。

私はおまえを守れなかった。そんな私がおまえに触れる資格なんてあるんだろうか……。

考え込み、自然とうなだれた。


静寂が、病室を包む。


とん


背中に軽い衝撃。
思わずたたらを踏んで振り返ると、ハルトマンがにかっと笑顔を見せた。


―何やってんの、トゥルーデ―


目がそう言っていて、私はハルトマンをきりっとにらみつけた後、表情を崩した。


―ありがとう―


音に出さずに心で言うと、再び気を引き締め、きびすを返す。
そこには私たちのやりとりを見て笑い転げているクリス。


死んだように眠っていたあの子が、


「あはははっ」


声を上げて笑っている。



「ねぇ」


そして、



「お姉ちゃん」


私の名前を柔らかく呼んでくれる。
そんな単純で、でも愛おしい、狂おしいほど待ち望んだ瞬間に、




「泣いているの?」


「なっ……」


思わずこぼれたのは、


「……っ」


涙なんかじゃ、ない。

だって、私は…―

そうして私はこぼれる雫が見えないように、クリスを静かに抱きしめた―


(fin.)


ありがちかもしれないけど、ゲルトさんはこんな感じだといいな…なんて><




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